「わかっているのに、やめられない」のはなぜか

こんにちは。
人生デザイン大学校スタッフのばなおです。

今夜20時から、
谷本理恵子さんをお迎えしての
セールスライティング説明会、
最終回を開催します。

昨夜、第2回の説明会に
僕も参加させていただきましたが、

「なんとなく書かれた文章」と
「明確な意図と設計がある文章」を、
実際に見比べながら解説していただき、
その差を肌で感じることができました。

今は会社員として勤めていても、
将来、価値観に合った仕事で
豊かに生きていくためには、
必須のスキルだと実感しました。

会社員として働いている方も、
独立の時期が未定の方も、
ご自身の文章がどちらに近いのか、
答え合わせのつもりで
参加してみてください。

■ 説明会日程
(Zoom/質問OK)

・10月15日(木)
 20:00〜22:00

▼ 説明会詳細とお申込はこちら▼

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反応したくないのに、
反応してしまうのはなぜか
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谷本さんの説明会で感じた
「なんとなく」と
「意図と設計」の差は、
文章に限った話ではありません。

私たちの日々の言動にも、
自分で「選んで」いるものと、
気づけば「反応して」しまっている
ものがあります。

ここからは、
さあや学長がこれまでお伝えしてきた
脳神経科学・認知科学の観点を
振り返りながら紐解いてみます。

感情との付き合い方

相手の一言に、つい語気が強くなる。
あとになって、「あんな言い方をしなくてもよかった」と思う。

不安なことが頭から離れず、
眠れないまま朝を迎える。

わかっているのに、やめられない。

そんなとき、私たちがとる方法は、
たいてい二つのどちらかです。

感情を、抑え込むか。
溜めずに、吐き出すか。

ところが、
脳と心の仕組みから見ると
そのどちらもうまくいかない理由が
見えてきます。

「抑え込む」が効かない理由

脳には、危険を察知する
扁桃体という部位があります。

扁桃体が危険信号を
発するまでの時間は、
最速でおよそ0.012秒とも言われます。

まばたきの、
さらに数分の一の速さです。

「イラッとした」と
気づいたときには、
警報はすでに鳴っている。

意識の力で止められる
速さではありません。

しかもこれは、
人類がサバンナで暮らしていた頃から
DNAに刻まれてきた防衛反応です。
なくすことも、
遅らせることもできません。

「吐き出す」が効かない理由

心理学者ブラッド・ブッシュマンが
2002年に報告した実験があります。

怒りを感じた人たちを、
三つのグループに分けました。

・相手を思い浮かべながら、
 サンドバッグを叩く
・体力づくりのことを考えながら叩く
・何もしない

もっとも攻撃的になったのは、
相手を思い浮かべながら
叩いたグループ。

もっとも穏やかだったのは、
何もしなかったグループでした。

吐き出した直後は、
確かにスッキリします。
けれど翌日、怒りはまだそこにある。
前より強くなっていることさえある。

発散は、
怒りを外に出しているようでいて、
実は、怒りの回路をなぞり、
太くしていたのです。

抑えても、止められない。
吐き出すと、強くなります。

理性が間に合わない理由

扁桃体の警報を受けて、
「よく見れば、緊急事態ではない」と
なだめる役割を担っているのが、
理性をつかさどる前頭前野です。

ところが、
扁桃体が強く反応すると、
今度は前頭前野の働きのほうが
抑えられてしまう。

「扁桃体ハイジャック」
と呼ばれる状態です。

前頭前野は、ストレスや睡眠不足、
感情の昂ぶりによって、
真っ先に働きが落ちる
場所でもあります。

慢性的な不安を抱えていると、
その働きが恒常的に弱まることも
示されています。

つまり、
張りつめた毎日を送っている人ほど、
理性が間に合いにくい状態に
置かれている。

「わかっているのに、やめられない」のは、
意志が弱いからではありません。

脳の中で、順番と力関係が
そうなっているからです。

第三の選択

では、どうすればいいのか。

鍵は、扁桃体を
黙らせることではありません。

前頭前野の介入を、
速く、確実にすることです。

警報が鳴ること自体は、
止められない。

けれど、
警報に全身が反応しきる前に
前頭前野が間に合えば、

私たちは「反応」ではなく、
「選択」で動くことができる。

感情を、なくすのではなく。
感情に、行動を決めさせない。

ここに、衝動や感情に
振り回されない生き方への
入り口があります。

では、前頭前野が間に合うために、
何が必要なのか。

その手掛かりになるのが
「視点」です。

ただしそれは、
「前向きに捉え直す」こととは、
似ているようで、
まったく違うものです。

次回は、この「視点」について、
もう一歩踏み込んでお届けします。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回のコーチングメールも
読んでいただけたら嬉しいです。

人生デザイン大学校スタッフ
ばなお

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